マイセンクリスタル グラヴィーラー「ヨルク・ヴェスツカルニス氏」インタビュー
2012年5月にドイツからマイセンクリスタルのグラヴィーラー(ガラスの表面彫刻職人)ヨルク・ヴェスツカルニス氏が来日し、約1ヶ月にわたり全国の百貨店にて素晴らしいグラヴィール技術を披露しています。
マイセンクリスタル及びグラヴィール技術についてのヴェスツカルニス氏のインタビューをご覧ください。
![]() ▲作業をするヨルク・ヴェスツカルニス氏
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ヨルク・ヴェスツカルニス氏 プロフィール 1974年10月17日、シュプレンベルク生まれ。 |
- マイセンクリスタルでは、どのような分野を担当されていますか
ヨルク・ヴェスツカルニス氏(以下J・W) : 新柄開発(4人のうちの1人)とグラヴィールを担当しています。
- 今後、挑戦をしてみたいことはありますか
J・W : 三層色被せは、ガラスの層が重なっているため、うまくグレーヴィングしなければ、モチーフの良さが表現できません。
そうした難しいところがあるということで、三層色被せの花瓶などの開発に挑戦していきたいです。
- 日本の好きなところや好きなもの、強い印象を受けた事はありますか
J・W : 日本食、日本文化が好きです。また、親切で丁寧な日本の皆さんに大変魅力を感じます。
2008年に初めて来日した際、最初に訪れた街が広島だったのですが、店が連なっている商店街には驚きました。
- 日本のお客さま、ファンの皆さまへのメッセージをお願いします
J・W : 日本に住みたいくらい日本が好きなので、日本のお客様にマイセンクリスタルのことをもっと知っていただきたいと思いますし、私も皆さんが喜んでいただけるようなものを作り続けていけたらと思います。